先天性夜盲症
対象
遺伝形式
劣性遺伝(潜性遺伝)
概要
夜間の視力が低下します。症状の程度はさまざまで、日中の視力が低下する個体もいます。特に若齢時に発症した個体は症状が進行し、完全に失明してしまうことがあるため注意が必要です。また、若齢時に眼振が認められる個体もいますが、成犬になると症状はなくなります。
予防と対策
現在のところ有効な治療法はなく、病気と付き合っていく必要があります。夜間の散歩は避けるなど、視覚障害に対するケアを行ってください。
参考文献
Aguirre GD et al.(1998) "Congenital stationary night blindness in the dog: common mutation in the RPE65 gene indicates founder effect" Mol Vis.4:23.