プレカリクレイン欠乏症
対象
遺伝形式
劣性遺伝(潜性遺伝)
概要
血液の凝固因子の一つであるプロカリクレインが欠乏し、血液検査において活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)が延長します。通常、本疾患単独では臨床症状はありませんが、その他の凝固因子も欠損している場合は出血傾向を示す場合があります。
予防と対策
無症状のため、日常生活を送る上で大きな支障はありません。
参考文献
Okawa T et al.(2011) "Prekallikrein deficiency in a dog" J Vet Med Sci.73(1):107-111.