Q. 遺伝子疾患とは何か?遺伝性疾患とは何か?
A. 遺伝子疾患は、遺伝子の異常で引き起こされる病気のことです。
その中でも、親から子へ『遺伝』する病気が遺伝性疾患となり、国内では遺伝病と呼ばれているケースが多くあります。
遺伝性疾患は、両親を検査することによって防ぐことが出来ます。
Q. 検査は、どれくらいの頻度で受けたほうがよいのか?
A. 遺伝子の検査ですので、1度で問題ありません。
Q. 遺伝性疾患はすべて検査できますか?
A. 現状では、検査が可能な病気の多くは、単一遺伝子疾患です。
単一遺伝子疾患とは、一つの遺伝子の異常により発症する病気の総称です。
そのため、検査すべき遺伝子が1つでよいため、広く検査されています。
Q. 全て調べられないなら、意味ないのでは?
A. 遺伝性疾患発症後、「調べておけばよかった。事前に可能性を知っていればよかった。」
という、飼主さまの声は多く存在します。
全ての遺伝性疾患の原因遺伝子が判明しているわけではありませんが、
ペットが健康なうちから、未病予防の観点を踏まえて、ペットとの共生生活を送ることができる。
そこに、分かる病気は検査する意味がある、と考えております。
Q. うちの子は、見た目は元気そうだし、他の子よりタフだから不要では?
A. 遺伝子疾患は発症していなければ、見かけ上は分かりません。
遺伝子疾患の原因遺伝子を持っているかどうかは、検査をしなければ、言い切れません。
トイ・プードルのPRAは約20%が原因遺伝子を持っているとも言われており、一定の確率で存在しています。
その遺伝子疾患の可能性を事前に知るためにも、検査は必要になります。
Q. 検査結果はどのように表現されますか?
A. クリア、キャリア、アフェクテッドの3つの結果で表示します。
Q. アフェクテッドは必ず発症するのですか?
A. アフェクテッドは必ず発症するとは限りません。
アフェクテッドの発症する時期は個体差があり、一生発症しないで過ごす子もいます。
Q. 交配を気をつければ、今分かっている遺伝病をなくすことができるのですか?
A. できます。
遺伝の仕方について理解した上で、交配を行えば、検査した遺伝性疾患の発症しない子犬、子猫となります。
お悩みの場合、こちらのページからお気軽にご相談ください。
その他ご不明点、ご質問などございましたら、
こちらのページより、お気軽にご連絡ください。